ライフスタイルの中に糖尿病になる理由がある

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糖尿病を引き起こす要因

糖尿病は「根本的な治療ができない」「発症すると一生治らない」というイメージが強く、普通の生活ができなくなる、と考えられがちです。しかし、最近は糖尿病の治療も進歩し、自己管理を徹底し、しっかり血糖コントロールすることで、普通の人と変わらない生活を送ることができるようになっています。

発症率が急激に上昇するその年代とは?

厚生労働省による「平成19年度 国民健康・栄養調査」を見てみると、成人以上の男女のうち、強く糖尿病が疑われる人の数は約890万人、糖尿病の可能性を否定できない人の数が約1320万人となっています。

この数値は、現在も増加傾向にあると言われ、今や、成人男女の内、5人に一人の割合で糖尿病の疑いがあり、40歳以上の3人に1人が糖尿病、もしくはその予備軍だとされています。

特に、糖尿病の発症率が急激に上昇するのは「40代以降の男性」とされていますが、その原因には以下のようなものがあると考えられています。

  • 仕事や人間関係に関するストレス過多
  • 暴飲暴食
  • 生活リズムの乱れ
  • 偏食、外食割合の高さ
  • 糖分の多いソフトドリンクや缶飲料の飲みすぎ
  • デスクワークやマイカー通勤による運動不足

これら、偏ったライフスタイルが慢性的な血糖値上昇を促し、糖尿病を引き起こす要因となっていると指摘されています。

糖尿病対策のために、自分の肥満レベルを知る

肥満は糖尿病を誘発する大きな要因です。40代以降は、体質的にも太りやすくなりますが、ここで「太るのは仕方がない」と自分を甘やかしてしまうと、糖尿病のリスクを上げてしまうこととなります。

血糖値を正常に保ち、糖尿病を予防するためには、自分の肥満レベルを正しく認識することが重要です。自分の肥満の度合いが分かると、おのずと食事や運動に意識を向けることができるようになりますし、具体的にどのようにライフスタイルを変えるべきか、自分自身で見極められるようになります。

糖尿病予防を行う際には、まず、毎日体重を測り記録をし、肥満解消の動機づけから行うようにしましょう。なお、肥満レベルを測る基準には、以下のようなものがあります。

標準体重
「標準体重=身長(m)2×22」の式から導かれるもので、10%増までが安全なラインとされています。
BMI(Body Mass Index)
「BMI=体重(kg)/身長(m)2」の式から導かれる数値で、目標指数は22となっています。BMIが25以上となると肥満と判断されるため、要注意です。