糖尿病の特徴と2つの種類

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糖尿病ってそもそもどんな病気なの?

皆さんは「糖尿病」と聞いて、どんな病気をイメージしますか?「甘いものを摂りすぎてなる病気」「糖尿病になったら、普通の生活を送ることができない」なんて、ちょっと誤った認識をされている方も多いかもしれませんね。

そこで今回は、糖尿病とはどんな病気なのか、改めてご説明していきたいと思います。

血糖の調整が上手く出来ない状態

糖尿病とは、一言でいうと「血糖値が高くなる病気」です。人間の身体は、食べ物を消化してブドウ糖に変え、活動のためのエネルギー源としています。そのエネルギー源であるブドウ糖は、血液に乗って身体全体にいきわたり、人の身体を動かすガソリンのような役割を担っています。

このブドウ糖がどのくらい血中にあるのかを示すのが「血糖値」です。糖尿病は、血液中に含まれるブドウ糖の量が過剰になっている状態を指しますが、その原因は血糖を調整する役割を持つホルモン「インスリン」の不具合です。

何らかの理由でインスリンの分泌が減少したり働きが弱くなったりすると、血糖の調整が上手くいかなくなり、血糖値が高くなりすぎることとなります。この状態が続くことで、糖尿病が発症するのです。

治療の三本柱

糖尿病の最大の特徴であり怖いところは、一度発症すると完全に治ることがないという点にあります。予防をすることはできますが、発症した後根治できないという訳ですね。

ただし、糖尿病治療の三本柱と言われる「食事療法」「薬物療法」「運動療法」を適切に行えば、病気の進行を抑え、健康な人と変わらない生活を送ることができます。糖尿病で大切なのは、病気をしっかりと理解して、上手く付き合っていくための知識を正しく身に着けることにあると言えるでしょう。

1型と2型の2種類がある

糖尿病は大きく分けると「1型糖尿病」と「2型糖尿病」の2種類があります。1型糖尿病は、膵臓の細胞が自己免疫異常を起こし、インスリンを生産できなくなる病気です。

これに対し、2型糖尿病は、肥満や過食、運動不足やストレスなどが原因となってインスリンの産生減少を引き起こす病気です。2007年時点で、日本には約2210万人もの糖尿病患者、糖尿病予備軍がいると推計されていますが、その中の約9割を2型糖尿病が占めています。